星村君のとこへ戻った私を待っていたのは…

見たくない光景だった…

「あははは(笑)つばさって本当に天然だよねぇ♪」

そう笑いながら言って星村君に触る女の子…

その女の子はさっき星村君に向かって

手を振っていた女の子…

呼び捨てで呼び合える仲なんだよね…

星村君と…

私は今居る場所から動けなくなった…

今すぐに2人の間を裂くように

割り込めたらどんなに良いだろう…


星村君に触らないでって…

星村君は私のって言えたら

どんなにラクだろう…

ツラいよ…

泣きたいよ…

私は弱虫で泣き虫だ…

強くなんかない…

私は今すごく強くなりたいよ…