なんか変な誤解されたかな?

そんなことを思って

恥ずかしくなった私は

顔が熱くなった…

私…

絶対真っ赤な顔してるよ…

星村君も真っ赤な顔のまま

「なんだ!?あいつ!!」

と不機嫌な顔で言って

「ちょっとあいつに話しないと!!それじゃ!!」

そう言って自分の教室に

戻ろうとする…

あっ!!言わないと!!

放課後のこと…

私は焦り気味に

『まっ待って!!星村君!』

星村君を呼び止めた…

「ん?」

不思議そうな顔をする

星村君…

『え…えっと…今日の…放課後…』

また言えない私…

「今日も行くよ!!」

『え?』

「放課後…サッカー部の練習…観に行くよ!」

まるで

私の言いたいことが

分かったかのように

笑顔で言ってくれた…

「それじゃ!!放課後にね?」

そう言って教室に

入って行った…

私はしばらくその場から

動けないでいた…

ドキドキと心臓の音が

耳に嫌というほど

響き渡った…