『あの…ね…サッカー部に入らない?』

途切れながらも言った私

言いたかったことを

やっと言えた私は

心が軽くなったと同時に

不安が押し寄せてきて

タオルで顔を隠した…

星村君の瞳を見るのが

怖い…

でも意外な反応で

「あははは(笑)」

私の耳に聞こえたのは

星村君の笑い声だった…