サッカーの王子様


うまく笑えてたとは

思えない…

だって私は

星村君と目を合わせること

できなかった…

私の今の心は汚れてる…

黒く…

星村君の何も知らない

黒く澄んだ綺麗な瞳と

私の嫉妬で狂った瞳を

合わせることなんて

できるわけない…

それはまるで

透き通った透明で

綺麗なお水に

墨汁を垂らすようなもの…

醜い感情を持った私は墨汁…

綺麗で透明な水は星村君…