『わかった。行ってくるよ。』

私が2人の顔を見て

そう言うと

2人とも何も言わず

ただ黙って頷いてくれた…。

そんな2人を見た私は

フェンス越しの2人に

背を向けて

星村君のところへ

歩き出した…。

ドキドキしながら…。