サッカーの王子様


そして

今は運命の放課後

タイムリミットは

すぐそこに…

帰りのホームルーム
が終わると

私は 気が重いながらも

先生のもとへ向かった…

職員室へと…

私が来たことに気づいた水巻先生は

「おっ!! やっと決まったんやな!」

と言った。

『はい…。散々悩んで考えて決めました。』

「あははは! そうか~(笑)ほな答え早よ教えてや?」

『はい…。私、ちっともこういうの向いてないし…。自信は無いです。でも…。受けます!』

私は戸惑いを抱えたまま

マネージャーになることを

承諾した…。