『じゃっ…じゃあ失礼します…。』

そう言って、スペースを開けて星村君の隣に緊張しながら座った。

「実はさ…。」

星村君が真剣に話し始めた。

『うん…?』

私は相槌しか打てない…。

「月岡さん覚えてるかな?俺が前 月岡さんのことなんか懐かしく感じるって言ったこと…。名前の響きとか…。」

覚えてるよ…。

あのとき

お互いに同じことを感じてた…。