「不思議だよね!?」

そう言って照れた顔で笑った…。

ーキュンー

全ての顔にときめいちゃうよ…。

急に思い出したようにハッとした顔になり、

「そうだ!! もうだいぶ暗いし、送るよ!! 」

と言った。

えっ?

送る…?

って…

えぇー!!!?

『えっ!! ダメだよ!! 私なら大丈夫だから!! 』

私は慌てて言った。
星村君はキョトンとした顔で、

「なんで?」

と一言…。

そのキョトンとした顔にさえも、

ーキュンー

と、ときめく私…。