やっぱりいつ見てもかっこいい

私はそんなことを考えていた。


「ねぇ、梨花あの人めっちゃイケメンじゃない?」


私は呆然としていてみくの声がみみに

はいってこない


「ねぇ、梨花聞いてる?梨花?」


「あ!ごめんみくちゃん。なに?」


「梨花どうかしたの?」


ドキッ

どうかしてないわけが無い

海斗がいなくなったあの日から

1日たりとも忘れたことがないのだから。


「みくちゃん、今日いいかな?」


「うん!おっけー!」



その後私たちはカフェにつきました。


「あのね、今日いたその...かっこいい人がね」


「うん、その人がどうしたの?」


「実は私の初恋の人なの」


「えーーー!???

梨花初恋の人なんかいたの!?

てっきり恋になんて興味無いんだと思

ってた」


そりゃみくちゃんもそう思うよね。

だって私だもん


ガランガラン🎵


「あちぃーー、どこ座る?」


「ねぇ!ねぇ!梨花!

あの人!梨花の初恋の人じゃない?」


ドキッ

「う、うん...」


「声掛けてみなよー!」


「声掛けてみなよ」


「そんな勇気私にはないよ...」


「そんなこと言ってたら恋叶わないよ!

ほら、いってこい!」


私はみくちゃんに背中を押されて海斗

の目の前に来た


「あの...」


「あ?誰お前
そこ邪魔

どけ」


「っ.....」


私は悲しすぎて泣きながらカフェを出

ていきました。


「え、ちょっ!梨花ー!」