母に、行ってきますと告げ僕達は、学校に行く。
駅までの道で、美羽が少し先を歩いていたのだが突然振り返ってこんなことを言った。
「ねぇ?お姉ちゃん。お姉ちゃん好きな人出来るといいね!友達もいいけど、男の子とも仲良くしてね。お姉ちゃん可愛いから、絶対モテるよ!美羽、お兄ちゃんと遊んでみたい!」
何を言い出すのかと思ったら、美羽は僕に恋愛をして欲しいみたいだ。僕には、恋愛なんて縁が無さすぎて遠い未来になりそうだが。
しかし、最近の小学生は、ませているのだな。そんなこと言うとは思ってもいなかった。
「美羽?美羽はお姉ちゃんが、誰か別の人を好きって言っても寂しくないのか?」
僕は美羽に少し意地悪するつもりで言ってみた。
だが、美羽からは意外な言葉が出てきた。
「うん!いいよ!ちょっと寂しいけど、美羽とお姉ちゃんの[好き]は、家族の[好き]だから!きっとお姉ちゃんが彼氏出来たらその人とお姉ちゃんは、特別な好きだからね!」
今どきの小学生はどうなっているんだ・・・。僕より大人なのでは?ちょっと思考が追い付かない。
そんなこと言っているうちに駅に着いた。美羽に定期の買い方を教えて、僕達は電車に乗る。
しばらく、頭の中で美羽が言っていたことを考えていた。
ずっと、分からなかった。特別な好きは何なのか。
あの男に出会うまでは。
駅までの道で、美羽が少し先を歩いていたのだが突然振り返ってこんなことを言った。
「ねぇ?お姉ちゃん。お姉ちゃん好きな人出来るといいね!友達もいいけど、男の子とも仲良くしてね。お姉ちゃん可愛いから、絶対モテるよ!美羽、お兄ちゃんと遊んでみたい!」
何を言い出すのかと思ったら、美羽は僕に恋愛をして欲しいみたいだ。僕には、恋愛なんて縁が無さすぎて遠い未来になりそうだが。
しかし、最近の小学生は、ませているのだな。そんなこと言うとは思ってもいなかった。
「美羽?美羽はお姉ちゃんが、誰か別の人を好きって言っても寂しくないのか?」
僕は美羽に少し意地悪するつもりで言ってみた。
だが、美羽からは意外な言葉が出てきた。
「うん!いいよ!ちょっと寂しいけど、美羽とお姉ちゃんの[好き]は、家族の[好き]だから!きっとお姉ちゃんが彼氏出来たらその人とお姉ちゃんは、特別な好きだからね!」
今どきの小学生はどうなっているんだ・・・。僕より大人なのでは?ちょっと思考が追い付かない。
そんなこと言っているうちに駅に着いた。美羽に定期の買い方を教えて、僕達は電車に乗る。
しばらく、頭の中で美羽が言っていたことを考えていた。
ずっと、分からなかった。特別な好きは何なのか。
あの男に出会うまでは。
