届け、響け、繋がれ

ふんわりと頭を撫でられて、顔を上げる。

そこには、あの愛しい先輩。

大好きな先輩がたっていた。



「先輩っ!」



思わず、叫ぶと周囲の人がこっちを見た。それも気にならないぐらいに、私は先輩を見つめる。



「彩葉っ、あのさ…」



「好きです!」



先輩の声を遮って私は言い放つ。

嫌われてるかもしれない。

振られる以前に失格かもしれない。


それでも、それでも…


伝えずにはいられなかった。