「…はぁっ…ん、…なに、して……んぅっ……無、理…
っあっあっ……
はぁはぁっ…なんか…へん、だよぉ…
ぃや…っ……っあ、やだぁっ……んぅ
っん…い"、く"っ……イ"っち"ゃ…~~っ」

「…口のなか、精子だらけなんだけど?」

「それ、は」

フェ○をされて、気持ち良くなってしまった。

「ふふっ冗談だから。…それに俺、もう勃っちゃった」

「っ…」

ほんとうだ。ズボンにテントを張っている。

大分久しぶりなのだろうか?

「もう下濡れてるし……挿れていいよね?」

「っちょっと待って」

自分は、果てたばかりなのだが……

「……なに?」

「その、……」

「?」

挿れられたくない。……初めてなので、少し怖いのが本音だ。

……このまま、挿れられたら、自分は
どうなってしまうのだろうか。

新しい扉を開くのだろうか……

「……怖いの?」

「……」

図星を当てられ、言葉もでない。

「……怖い。俺も怖い。」

「えっ」

晃も?

「このまま、翼としていいのか。まだ迷ってる」

「……そう、なんだ。」

「…本当に、良い?」

そんな、そんな不安な顔で見られたら……

「良いよ。教えてよそっちの世界」

そう答えるしかない。

この時、確信した。

俺は、いつのまにか晃を好きになっていたんだって。