「俺、そっちの趣味ない……っ」

「ふーん。」

「だからっ早く退いてっ!」

「そんなに嫌?」

「嫌」

「……俺ってさぁSなんだよね」

「?知ってる…。」

「だから嫌がってるのって、興奮する。」

「はっ?いやいやいやちょっと待ってよ!」

「待たねぇ((耳攻め」

「んっふっ…や…ぅあっ…ふんっ…ぅっ」

「((服を捲る」

「ちょっ無理、だっ、てっ…はぁあっ」

「…っ…耳攻められながら、まだ抵抗するの?」

「だ、だって「こんなに膨れてるのに?」っ?!」

俺の意思とは裏腹にそれは、晃の言う通り膨れていた。

まるで、なにかを欲しがるように

「クスッ素直になれば?((両手首を掴む」

「ちっ違うっ……手首、離してっ!」

「離してって言われると離したくなくなるなぁ」

「~~っ」

「まぁまぁ。味見だよ味見」

「味見?」

「そう。ちょっとだけ、こっちの世界を味見するんだよ。」

「……」

そんな上手い手に俺が乗るとでも?

「そんなのいいから、早く離してっ!」

「……その反抗的な目、壊したくなる」

「なっ////」

「クスッ頑張ってね?」

頑張ってね…?……どーゆー意味だよ。

そう頭を捻らせていた時、感じたことのない感覚が押し寄せた。

「はぁぁっ」

「…感じすぎ」

そう言って、晃は何度も俺の赤い突起を弄る。

「んっぁんっ…あっ………はぁっあっ…あっあっ」

なんだろう……これ。むず痒くて、なにかが、込み上げてくる。

「ふはっそんなに気持ち良かった?」

正直、自分がいま快感であることは自覚していたが

晃には教えたくないと思った。

「っ……わかんない。」

「ふーん……」

「な、に」

不適な笑みを浮かべる晃に、俺は背筋を凍らせる。

いつの間にか晃の愛撫は止まっていた。

「……どうしてほしい?」

「……は?」

意味が分からない。

「だーかーら、これから俺にどうしてほしいかって聞いてんの。」

「……なにそれ」

自分の答えを分かってて聞いているのだろうか。

それとも、ただのS気質故の質問なのだろうか。

「続けてほしい?続けて欲しくない?」

「……っさぁね」

お前の罠には掛からない。

逆にこっちが仕掛けてやる。

「へーそう」

「…」

「そっかぁーそうなんだぁ…うん。分かった。」

分かった?そっか?……晃の意味不明な言葉に俺は、頭を困らせる。

「じゃあ、俺からはなにもしない。」

良かった。解放されそうだ。と思ったが

「…早く離れてくれない?」

「やだね」

「え、解放してくれるんじゃないの?」

「そんなの一言も言ってない。俺からはなにもしない。でも、離れもしない。」

つまり、俺が質問に答えない限り、俺は押し倒されたままである。

俺の罠は、どうやら失敗らしい。

「……答えなきゃだめ?」

「だめ」

「えぇー……」

「簡単なことでしょ?ほら本能と向き合って」

そんなの初めから答えなど決まっている。

YESだ。

「続き、してよ」

「ははっ相変わらず可哀想だなぁw」

「はぁ?可哀想にさせてるの誰だよっ」

「俺だよ。てか俺しかいないね、こんなに翼を虐める事が出来るのは。」

もう顔も見たくない。

俺は晃から顔を背けた。が、

「やっぱり翼は、そそられるよ。((DP」

「んっ…ふっん…………ふぅっ…ぁっ……んっ……ふ、んっ」

無理矢理、口をこじ開けられてしまった。

ふと、自分のスウェットのズボンに違和感を感じた。

と同時に自分がされそうになっていることを直感した。

「や、……めっ……んんっ……はぁっんっ……」

俺が懇願しだすと、晃はそれを待っていたかのように俺のものにむさぼりつく。

「はぅっ……んっんっ……んふっ……ぁう……はぁっん」

「俺、いま理性無いから。((フェ○」
※フェ○=フェ○チオの事。