人形の君に心をあげる。




「まだ崩れんなよ?」


男たちは俺をかわるがわる殴っていく。



まだ殴り返せる

その思いはあっても、他の男たちに抑えつけられて微動だにできない。



男たちは俺を殴りながら楽しそうに揚々と高笑いしている。



...さっきまでは、ちびったガキみたいに固まってたくせに



殴られながらも気持ちだけははっきりとしていた。


こんな集団でしかいきがれない奴らに心だけは折られねえよ...




「てめえ、何笑ってんだよ」


俺の思ったことを読んだのか、それとも、俺が感情を表に出しやすいのか、そんなのは分からないけど、男が俺の顔を持ち上げてじっと睨み据えてくる。





「バカにしてんのか?なら...お前のその自慢の顔、めちゃくちゃにしてやるよ」