...へえ、一人じゃ何にもできないけど、集団だったら調子に乗るんだ
「...マジ、うぜえ」
「あ?」
男たちは俺に詰め寄りながら、次々と言葉を吐き出していく。
「好き勝手やっておいて謝罪のひとつもねえのかよ」
「誰の女に手えだしたか分からせてやるよ」
...集団になるとキャンキャンわめきやがって
「他の男になびく淫乱にしか相手にされない、その程度の男だって自覚しろよ」
「てめえっ」
男たちが一斉に俺めがけて走ってくる。
相手が何人いるのか分からない。
一人よけては、また一人と現れる。
どう戦うかなんて考えてる暇もない。
俺は、目の前に現れる相手のみに集中した。
こぶしをよけては一発決める。


