人形の君に心をあげる。




男と目が合う高さまで髪を引っ張り上げた。


男は痛みに耐えながらも俺を睨みつけている。



...うぜえ

それが妙に今の俺をイライラさせる。


勝ち目ねえくせになんだよその目つき...



「俺が、何したって?」

見下ろしながら聞く。



「そんなの、てめえが一番知ってんだろ...」


「知らねえから教えろって言ってんだよ」


冷酷な冷ややかな口調とは裏腹に、手には力がこもっていく。



男はそれに反応して痛がりながら、俺の手をほどこうとする。



「早く言えよ」


そう言って、男の髪をより締め上げる。