お前を笑顔にしたいだけ






だけどそんな願いも虚しく……



「……う、そ……は、るき……?」



ベッドの上で眠る晴樹を見た時。
手が小刻みに震えだした。



信じたくない。
嘘だ。



けど確かに視界に映るのは……




酸素マスクをし、何本もの管で繋がれ、頭や腕には包帯が巻かれ、目を閉じる痛々しい晴樹の姿だった。




それは明らかに事実を示していて。



重い足を無理矢理動かして晴樹のところへ行く。



モニターから間隔をあけて音が鳴り、そこには数字が示されている。



テレビなどでよく見かけるものだった。