お前を笑顔にしたいだけ





不安を胸に抱えながら病室へと向かう。



そして724号室の病室の前に立つ。



“月野晴樹様”と病室の外に書かれていたから間違いない。



一度心を落ち着かせ、ゆっくりと病室の扉を開けてみれば……




そこは個室になっていて、まだ晴樹の姿は見えない。




でも、電子音のような、小刻みにピッという音が聞こえてきて悪い方へと考えてしまう。



やだ……嫌だ……。



どうか、目を開けていて。
起きていて。



そしたら私が、あのメッセージはなんだって言って詰め寄ってやるんだって。