お前を笑顔にしたいだけ





彼の居場所を知るため、深夜の時間帯に寝たふりをして一階のリビングを覗く。



すると明かりがついていて。
そこで両親が話していた。



「一度、私たちだけで○○総合病院に行きましょうか」



「……そうだな。一度様子を見に行こう」



「ええ。……でも、本当にあの子に黙っていていいのかしら」



「いつかは知ることだろう。
でも今はこれ以上悲しませて泣かせたくない」



「……そうね」



二人とも、切ない表情をしていて。
不安はどんどん広がっていく。