全部夢であってほしかったけど、現実で。 何日経っても晴樹は私の前に現れなくて、その度に悲しくなって。 心は空っぽで、どうしたらいいのかわからなくて。 どれだけ日を重ねようとも私の心はまだ、晴樹と共に過ごした日々の頃のまま。 それはいつまで経っても同じで、忘れることなんてできなくて…… 空っぽの状態のまま この心は埋まることなんてなかった。 そんな時、私は…… 晴樹と同じ名前の、君と出会ったんだ。