お前を笑顔にしたいだけ





晴樹がいなくなってから、松木も悲しくて苦しんでいたはずなのに。



私に気を遣って、いつも優しく声をかけてくれていた。



だけど卒業以来会うのは初めてで、一年半ぶりだった。



「懐かしいな、中学のやつと会うのって」
「そうだね」



なんとなく二人で並んで歩き、途中まで一緒に帰ることになった。



「俺、今もサッカーやってんだよな」
「そうなの?確かに日焼けすごいもんね」



「やめろよ、気にしてるんだから」
「ごめんごめん」



なんだかこういうの久しぶりだな。



松木と二人、はあまりなかったけど、いつもここに晴樹もいた。