お前を笑顔にしたいだけ





だから向こうが飽きたらの関係は終わりってことで……



そう思うと胸が締め付けられるように苦しくなった。



どうしてだろう。



「里穂……?」



「あっ、なんでもないよ。
村田も私が好きなわけないでしょ!」



いけない、また汐に心配かけさせてしまう。
笑顔で返せば汐もいつも通りの反応をみせた。



「うーん、そうかなぁ」



何か含みを持った言い方が気になるけど、追求するのはやめておいた。



そしてその後は他愛のない話をして過ごしていたら……



「おい。なんでお前がここにいるんだよ」



村田が屋上にやってきた。