でも何の病気かわからない私は、 笑っている羽沙弥より次の言葉の方が気になる。 「なに!? ありす、何の病気なの??!」 「オレのことが好きな病気」 自分で言ってて恥ずかしくなったのか、 羽沙弥の顔が少し赤い。 私が羽沙弥を――…好き??? 心の中で自分に問いかける。 好きって思った瞬間、 自分の顔が熱くなるのを感じる。 え!? えっ!? えぇぇえぇぇっっ!!!??