「ありす~ 1人の世界に入んな~」 1人の世界に入り始めた私を羽沙弥が呼び戻す。 「そー。 でねっ! 中学の時、音子と2ケツしてたらありす落ちちゃってー それから音子がありすは2ケツしちゃダメって」 別に派手なケガとかしてないし、 私的にはそんな対したことじゃなかったんだけどなぁ。 「じゃぁありす自転車乗って。 オレ走るから。 ありすが歩くの待ってたら遅くなるし」 って羽沙弥が言ってくれるのはね、 嬉しいんだけど………。