「──...てことはこの世界は異世界で、私の住んでいたところはここではないと...。」
「はい。そういうことになりますね。あ、あと、この家も私が作ったので。」
「ん!?作った!?」
「んー、まぁ、私たちだけの世界ってことですかね。まぁそこは、いつか分かるとして、明日の準備は出来ましたか?」
え?明日?
「......。」
「まさか...わかりませんか?」
「...はい。そうでございます。」
「はぁ、何もしなくていいんですよ。学園の門くぐったら制服ですから。」
「へ?どゆこと?門くぐったら、制服?」

