中途半端に残っていたカフェラテを飲み干して、雪でも降ってきそうな空を見上げる。



『好きな人とは上手くいかないよ、絶対に。』



伝票をもって、席を後にした。



私は好きになっちゃいけない人を好きになっちゃったんだから。