政略結婚!?箱入り令嬢は俺様社長に愛でられています


「いいや、離さない。君は本気で俺を拒絶していない」

 また人の心を見透かすようなことを言われて、頬が熱くなった。

「わ、私は」

「真珠」

 真正面から、胸をわしづかみにするような目で見つめられ、動けなくなる。

「俺と、最後の恋愛をしよう」

 そう言うと、ホワイトモールの新社長、鷹野迅は私の手の甲にそっと唇を落とした。