それを眺めることで、いつからか私は日々の活力を養い、生きる力を培った。 大学を卒業した後は花嫁修業をするようにと、当然のように言ってきた伯父に、あらがう勇気をくれたのもこの真珠だ。 強く反対されても、自分の意思を曲げずに主張し、条件付きだけれど、社会に出るチャンスを手に入れることができた。 すべては彼の……ベルベッドのジュエリーボックスに眠る白い宝石たちのおかげだった。 だけど、そんな夢の続きも、もう、終わってしまったのだ。