「今朝も、なんかあったの?」

『ポストに……学校来んなって……』

紙が入ってたのか……

「ごめんなっ……気づいてやれなくてっ……」

そう言うと、楓花は首を振った。

「え……?」

「陽稀くんに心配かけたくなかったから!だから!黙ってた!」

俺の耳に口を寄せてそう言った。

「楓花……なあ楓花、これからはずっと、俺に楓花を守らさて」

「……?」

「俺、初めて会った時から楓花が好き」

「……っ!」