学校に着くと、下駄箱のそばに人がたくさんいた。

多分、クラス表が貼ってあるのだろう。

「えーと……」

あった。

6組か……

クラス多いんだ……

ーートントン

肩を叩かれて、振り返るとーー

“同じクラスだから、一緒に行きましょ?”

「あ、はい……」

なんで分かーーって、俺見てたから分かるか。

俺達は、教室に向かった。