くっ苦しい…
それになに…気持ち悪い!!

唇をきつく閉じ

目をギュッと瞑ると

ふぃに唇を舐められ

その行動に驚いた私は
口を開けると

見計らったかのように
舌をいれられた


「!!!ん…ん〜ん!!!」


必死の抵抗もむなしく
私は腰の力が抜けて…


その場に座り込んでしまった


「へ〜」


そういってその男は頬を触り
髪を避けながら耳元で囁いた


「もしかして初めて??」


そういって耳をペロッと舐められると
体がゾワッとした

寒気がして目の前にいる男を突き飛ばす


「やっやめてよ!!最低!!」

初めてだったのに…
最低最悪な男!!!


「早く手帳返してよ!!!」

さっさとこの場から逃げたい

だけどその男は不適な笑みを浮かべた


「い・や・だ」


手帳を私の前でパラパラとめくって
憎たらしい表情を浮かべる

その男の行動すべてが憎たらしくて

その場から立ち上がり取りに向かう