街をブラブラ歩いて行く
ショーウィンドーに飾ってある服に目をひかれながらも足を進めていく


すると…


「いったぁ!」


前を見ていなかった私は
私より遥かに身長が高い男の人とぶつかった


「あっ悪い…大丈夫か??」
「いぇこちらこそすいませ…恋華くん??」
「あっ…桜さんだっけ?」
「久しぶりだね」
「あぁそうだな」


そういって微笑む恋華くんにドキッと心臓がはねた


「桃花のことはもういいの?恋華くん好きだったでしょ」
「ばれてたんだな…
アイツなことはもういい!ゆっくり忘れるさ
もしそれでも気持ちが変わらなかったらそんときはまた考えるよ!ってなに語ってんだろうな…俺」


どうしてこんなにドキドキしてるんだろう…


「ううん!頑張ってね」
「あぁ…またな桜さん」


きっとこれは恋なんだ
桃花みたいに愛されたい


見つけた
私の好きな人