片想いって、楽しいけど切ない。

ガラッ



ドアが開く音がすると同時に、
クラスの女の子達が騒ぎ出した。



「あっ、橘くん!!」

「は〜、やっぱりかっこいい〜」

「私同じクラスって分かったとき、紙3度見ぐらいしちゃったよ〜やっぱり見間違いじゃなかった(;_;)」

「これから毎日眺められるとか幸せ〜〜」



当然のように騒がれる京ちゃん。
もう、あんなやつのどこがいいんだか。
いっつも私のこと馬鹿にしてくるし。



「よっ!橘〜!今日もモテてんな〜」

「...うるさい西島」

「なんだよ〜さっきだって早速女の子に呼び出されてたんだろ?やっぱ告白?」

「別に、なんでもいいだろ」

「ちぇ、つまんねえの〜( ̄▽ ̄)」


「聞いてよ京ちゃん!!私一番前の席(*_*)」

「へー、よかったじゃん、少しは頭良くなるんじゃない?」

「なっ、、、」

「じゃ、俺一番後ろの席だから」



そう言うと、フッっと一瞬鼻で笑って歩き出した。
するとまた、女の子達からの黄色い声が聞こえた。



もーー!出席番号前後なのにズルいよ!!