それからというものの、私はあの関西弁の先輩が気になって仕方がなかった。 先輩の笑顔が、脳裏に焼き付いている。 「あの人、下の名前なんて言うんだろ...」 「聞きに行けばいいじゃん?」 私の独り言を一花が聞いていた。 少女漫画の中のヒロインなら、ここで 「え〜、そんなのできないよ!」 ってなるだろうけど、私はそうじゃなかった。 むしろ、猛アタックしようと決めたのだ(笑) 「よーし、私、行ってくる!」