水無月学園 世に言うお嬢様、御坊っちゃま学校だ。 そこに通う私、神崎美羽(カンザキミウ)一応学園では有名人な私だ。 「ごきげんよう、神崎様」 「ごきげんよう、皆さん」 「今日も神崎様はお綺麗ですわ!」 「俺、今日神崎様と目があっちゃった!!」 朝は、優雅に挨拶し、笑顔を忘れず、今日も完璧な自分を作り上げる。 決してばれてはいけない私の秘密…… もうすぐその生活が崩されると知らずに…