そして彼は 後ずさるわたしの手首をしっかりと掴んだ。 見かけによらず からだはしっかり男性で ぎゅうっと、すこしだけつよい、ひさしぶりの感覚を覚えた。 「えっと、藍沢つばきさん ですか、?」 彼の声を色で例えるなら 緑かな、とどうでもいい考えを巡らせたあと、はい とだけ答えた。 「僕の衣装、作ってください。」