銀メダルの 恋




「いや、なんでも。藍沢さん、いや、つばきちゃんかな、可愛いなあと思って。」



今度はわたしがハーブティーを吹き出しそうになってしまった。

噎せながら必死にこらえる。



(この人、こんなに軽い人だった?ナチュラルにタメ口だし、さらっと名前で呼ばれてる、)


彼はわたしの背中を撫で、ごめんね と少しの悪気も無さそうに漏らす。



「ふう、じゃあつばきちゃんのことも聞いていいかな、」