三津。輪戸。友梨佳。
この3人の、物語でぇ〜すぅ!

友梨佳ちゃんは、
三津と輪戸と、一緒のマンションでした。
ですが、全然話さなかったのです。
けど、
一回つながり、いまも継続している、
 繋 が り 。
が、あります。
それは?




  



「朝霞友梨佳。
 お前を班長に
 ニンメーする!」
「わ、私?」
友梨佳は、全然話した事ないのに、
馴れ馴れしく話す三津に、
驚きました。
三津は、サッカー部。
イケメンで、明るく、目立つ存在
そして、モテる。
こちらにとっては
迷惑だ。
目立つし、睨まれるし。
なんか泣かれたこともあった。
私のせいじゃない。
何で?

そんな時、登校班を作る事になったのです。
「いいよ。」
「え、!いいの?」
「じゃらいん交換しよーぜ!」
(う。嫌だ、けど。
 なんか逆に、アイツ言うこと聞かねー的な
 ことになったら嫌だ。)
「いいよ。」
「ヤッター!
 ありがと!」
  

そっか。輪戸とも、
友達になれるんだ。

友梨佳ちゃんにも、好きな子くらいいます。
それが、輪戸でした。
同じクラスのとき、
かっこよすぎる…と、
おもったそうです。
若干、
ルックスは三津のほうが上なのですが。
輪戸のほうが優しくって。
友梨佳ちゃんのタイプそのまんまでした。



というので、友梨佳ちゃんは
少し嬉しかったよう。
ですから、
つい「嬉しい」と、
いったのです。
その事には、勿論きづいていない
友梨佳ちゃん。

現実が、みえていなかったのですね。

三津の顔が、真っ赤になっていた事にも
気づかない友梨佳ちゃんでした。