「いらっしゃいませ。下田様ですね、こちらにどうぞ。」 イタリアンのおしゃれなこのレストランは昔からお母様のお気に入り。 私も昔はよく連れて来てもらっていた。 「こちらです。」 ガラっ 個室に通されて中に入ると。 「え...。」 テーブルにはお母様と優しげなおじさんと前に家に来たふわふわの髪の女の人。 状況が理解できなくて立ち尽くしてしまう。 「朱莉こちらに座りなさい。」 「...え。あ、うん。」 どういうこと...。 なんか怖いな。 嫌な予感しかしない。