「それだけ?」
「いや、好きでいてくれてるかわかんないって結構辛かったよ。それより別れた方がさっぱりするかなって思っちゃって。でも別れようって言ったら、ちょっとでも引き止めてくれるかなって期待してたの。そしたらあっさりわかったって。4年だよ!?そんな一言で別れられるほどの想いだったんだよね奏太はきっと。」
「そっか。奏太くんと美嘉、なんだかんだでいつか結婚するんじゃないかなって思ってたんだけどな〜」
私だって考えなかったわけではない。結婚したいって明確に思ったことはなかったけど、ずっと一緒にいれたらいいなとは思ってた。
「まぁさ、まだはたちなんだし、これからだよわたしたち!色んな場所が出会いの場だと思おう!ね!」
「ポジティブだな〜莉奈笑」