「陽ちゃん、奏太くんと付き合うことになった。」
「知ってる。」
「え?なんで知ってんの?笑」
「奏太から聞いた。もう4ヶ月ぐらい付き合ってるでしょ?ひどくない?俺協力したのに!なんで教えてくれなかったんだよ!」
陽ちゃんは拗ねてた笑
私たちは小さい頃から何の隠し事もない何でも話せる家族みたいな、兄妹みたいな関係だった。
そんな陽ちゃんに付き合ってることを言わなかったのは
恥ずかしかったから。
今までお互いいろんな恋愛話をしてきたけど、
幼なじみの友達と付き合うのは初めてだった。笑
「だって恥ずかしいじゃん笑
陽ちゃんと奏太くん仲良いし!」
「ここきてて怒られないの?奏太に。男の家で2人はまずいでしょ」
「いや男って陽ちゃんでしょ?笑」