「松崎さん、俺が言うのもなんだけどさ、
俺のことかっこいいって陽介に言ったの?笑」
焦りまくった。
「なんで知ってるの!?」
「陽介から聞いた笑」
逃れられないって思ったらついつい言ってしまった。
「かっこいいっていうか、好きだから、付き合ってほしいなって思ってたりする」
恥ずかしくて顔なんて見れない。
下ばっかり見てたから、奏太の顔が近づいてることに気づかなかった。
気づいた時にはキスされて、
「俺も今日告白しようと思った」ってちょっとだけ照れた顔で笑う奏太をもっと好きになった。
「せっかくだから一緒に帰らない?」
その日私たちは初めて2人で一緒に帰った