こんばんわ!Kです!

今回は 離れて暮らしている 腹違いの妹の話。

俺には 今まで 話して無かったが 姉1人に妹2人居るんだ 小さい頃に離れ離れになったんだ。

俺が幼少期の話を知ってる人には 申し訳なかったけど 親に見捨てられ じいちゃん達と叔父達に 育てられた時 姉と妹達は 母方に引き取られていったんだ。

その1番下の妹が何十年ぶりに 俺の前に現れた時の話なんだ。

話を戻そうか あれはある連休の昼下がり。

登録してない番号から 電話が来たんだ。

ピリリ・・・ピリリリリリ・・・

K「ん?知らない番号だ」

俺は 通話ボタンを押して電話に出てみた。

K「もしもし?」

電話越しに聞こえて来るのは女性の声だ。

女性「もしもし?K兄さん?」

K「俺は Kだけど 兄さんって貴方は?」

女性「やっぱり分からないかぁ・・・私は Lって言って 貴方の腹違いの妹だよ」

その女性は Lと言い 俺の腹違いの妹と言ってきたんだ。

俺は 少し衝撃を覚えたんだ。

L「兄さん 今日 会えない?今 ○○県の○○市に転勤で住む事になったのよ」

K「よく分からないけど どこに行けばいい?」

Lの誘いに俺はOKを出して 待ち合わせ場所と時間を決めた。

それから時間が経ち 約束の時間に近づいたから 支度をして 部屋を出たんだ。

愛車に乗り 待ち合わせの○○駅に迎えに行ったんだ。

それから 車の中で待ってると コンコンとウインドウをノックする音が聞こえて そちらを見ると スーツを着た若い女性がいた。

ウインドウを開けて その女性を見ると それが妹だった。

L「初めましてになるのかな? それとも久しぶり?」

K「俺には記憶が無いから 初めましてだも思うよ」

L「そっか じゃ 近場のファミレスにいこ?話はそれからで」

と言いながら Lが助手席を開けて乗り込んできた。

K「分かった」

駅から走り出し 10分位のファミレスに入った。

ファミレスに入ると ゾクッとしたんだ。

でも 気にせずに席につき 早速話を聞くことにしたんだ。

K「それで 俺の妹だって?」

L「そうだよ 父は○○母は○○」

その○○とは 親父の名で 母の○○は知らない。

K「親父の名前はあってるけど」

L「兄さんには もう1人妹いるのよ」

K「まじ?」

衝撃連チャンで頭が混乱したんだ。

それから 暫くLと話してるんだけど少しづつ分かってきた。

親父と俺の母親の子が俺で 妹達は 離婚した後に再婚して出来た子供らしい。

親父と俺の母は 俺の変な物が見える事に恐れて 俺をじいちゃん達に預けた後に 離婚して 新しい人を迎え入れると言う事実をしったんだ。

K「そういう事か・・・クソ親父」

L「私も最初はビックリしたよ 兄が居るなんて思わなかったもの」

K「んで なんで今頃になって 俺の前に現れたんだ?」

Lは 至極簡単な理由を言ったんだ。

L「んー単にちょうど兄さんの住む街に転勤になったから 顔を見とこうと思ったのよ」

そして 暫く話して 暗くなって来て 店を出る事にしたんだ。

L「今日は急にごめんね? あと 兄さんって 霊感有るでしょ?」

とLは急にそんな事を言い出したんだ。

K「えっ?」

L「ファミレスに入ったとき 何か感じたでしょ?」

確かに ゾクッとしたけど何故 Lがそう言った事にビックリした。

L「ビンゴだった? やっぱり兄さんも霊感あるのか」

K「Lも見れるのか?」

L「うん」

そう言うと Lがある方向を指さした。

そちらを見ると 交差点で 人が数人待ってるんだけど 1人明らかに 生きてる人間じゃないものが居る。

前身血だらけで 頭が割れ 手足も折れてるようだ。

K「あぁ・・・居るなぁ」

L「ここで事故死した人だね」

こんな事見せられたら 信じざるおえない状況だった。

L「私は○○市にアパート借りたのよ 送ってって?」

K「構わないけどさ 妹にも霊感あるなんて思わなかった」

L「私だけだけどね 下の妹には霊感ないのよ」

K「そうなのか・・・お互い災難だな」

と話をしながら 俺の住む○○市を出て Lの住む事になる○○市に車を走らせた。

○○市から ○○市に行くには バイパス道路を抜けてくんだけど バイパス道路についた時 俺とLは何かを感じたんだ。

L「兄さん 何かに追われてるよ ルームミラー見ないで!」

K「分かる・・・何に追われてるんだ?」

L「ルームミラーをチラッと見たんだけど 下半身のない女性がほふく前進でおってきてるのよ」

そう聞いた俺は真っ直ぐみながら 車を走らせる。

L「追いついたみたい トにトランクに両手が見える んー困ったな」

K「どうするんだよ?」

俺は 恐怖に駆られながら運転する。

L「ん 兄さん そこ曲がって?」

突然Lの指示に 指定された曲がり角をまがった。

そして 外から天井を叩く音が車内に響く。

バンバンバンバン!

L「霊が叩いてるね そのまま走って?」

K「怖ぇよ 何でいつもこうなるんだよ!」

L「怖がらないで!怖がると霊を調子つかせるだけだから」

と言われて 極力怖がらずに走ったんだ。

それから ○○市に入った時 嫌な感じはしなくなってたんだ。

K「ふぅ・・・逃げ延びた?」

L「そうだね あの霊は地縛霊みたいね 地縛霊はある一定の場所から 出られないのよ」

と言いながら 俺の車から降りると アパートに向かって部屋に入っていった。

それを俺は見送ったんだ。

帰ろうとした時 Lから電話がかかってきた。

K「もしもし なにか忘れ物か?」

L「忘れ物じゃないけど 車から出ないでね あれ地縛霊じゃなかったみたい」

K「まじかっ・・・」

L「部屋から天井に 張り付いてるのが見えるのよ」

と Lはシャレにならん事を言い出した。

俺の頭の上に 居るのかと思うと 気を失いそうになり 気を紛らわす為に タバコに火を付けたんだ。

キィン!シュ・・・ボッ!

K「住職さんに頼むか・・・」

L「住職さん?だれ?」

とLは聞いてきたから 俺はLに説明したんだ。

L「凄い人なんだね 頼んだ方がいいね」

住職に電話してみると言い電話を切り 住職さんに電話したんだ。

後編に続く