こんばんは!Kです!

今回は Mがあるネットで調べた ひとりかくれんぼをやって大変な目にあった話。

Mに 飯屋に呼び出されて 飯屋に行くと Тも来ていて 酒を飲んでいた。

M「やっと来た K 今日は俺の奢りだから 好きな物頼めよ?」

K「マジか 」

俺は長椅子に腰を下ろして テーブルのボタンを押して グレープフルーツハイを注文したんだ。

注文し 店員が俺の酒を運んできて 乾杯して Mが真面目な顔をして話し始めた。

M「お前ら ひとりかくれんぼってしってる?」

K「ひとりかくれんぼ?」

Т「知ってるよ それがどうした?」

M「この前やってみたんだけどさ〜」

とMが何か困った様な顔をしてたんだ。

Тから聞くには やったらダメなやつらしい。

Т「M お前 やったんか?あれを?」

M「やっちまったよ・・・めちゃくちゃ怖い思いした・・・」

K「ひとりかくれんぼって なんだよ? 」

Т「知らないのか? 早く言うと 降霊術の類 めちゃくちゃ危険なかくれんぼなんだわ」

M「俺 殺されると思った・・・もう二度とやらないわ」

Mは ぐびぐびとビールを飲み干した。

M「かーーっ!最初から説明するよ」

Mが そのひとりかくれんぼってやつをやった時の話をしてくれたんだ。

ある夜 Mは ネットを見てたらしい。

M「心霊の画像も見飽きたなぁ ん? ひとりかくれんぼ?」

マウスをひとりかくれんぼのやり方の所でクリニックする。

ページが開き ひとりかくれんぼのやり方を読む。

M「なになに? 準備するものは・・・ ぬいぐるみに米に赤い糸と爪か髪の毛と 塩水か それと 始める場所は 風呂か これは1時間以上は大変危険なのか」

カチカチ・・・と次のページを開いたらしい。

M「んーと まずは ぬいぐるみの腹を裂き 米と髪の毛を入れて 裂いた腹を赤い糸で縫うか」

Mは 手順どうりに ぬいぐるみに米と髪の毛を入れて 赤い糸で閉じていく。

M「ぬいぐるみは出来た それで 風呂場に行き 浴槽にぬいぐるみが浸かるくらい 水を入れる」

蛇口を開き 浴槽に水をいれた。

M「そして ぬいぐるみにまず 名前をつける ゆきひろでいいだろう」

そして Mはぬいぐるみのゆきひろに Mが鬼だからを3回言う。

M「Mが鬼だから Mが鬼だから Mが鬼だから」

そして ぬいぐるみを水に沈めた。

そして そのぬいぐるみを見つける。

M「ゆきひろ見つけた」

そして 次は 逆の事をするんだけど ここからが恐怖だったらしい。

ぬいぐるみを持ち上げ 今度はゆきひろが鬼だからと言うんだ。

M「ゆきひろが鬼だから ゆきひろが鬼だから ゆきひろが鬼だから」

M「それで 隠れる・・・と おっと! 塩水も忘れずにな」

塩水を持ち 自分の部屋のクローゼットの 観音開きの扉らを開けて入ったんだ。

M「これで やる事はやったけど ほんとに何かあるのか?」

暫く タンスのなかで周りの音に集中する。

でも しばらく経っても シーンとしてたらしい。

M「やっぱり デタラメかぁ・・・」

Mが落胆していると 部屋の外から何か聞こえたんだ。

ぺちゃ・・・ぺちゃ・・・ぺちゃ・・・ぺちゃ・・・

M「えっ? 何か聞こえた?」

そう言うと突然 テレビが ブゥンとつく 勝手にザッピングするんだ。

ザッ・・・ザッ・・・ザッ・・・ザッ・・・ザッ・・・

M「なんで勝手にテレビが?それに勝手にザッピングしてるし・・・」

Mは少しづつ 恐怖に包まれてきたんだ。

廊下のぺちゃぺちゃ歩く音とテレビのザッピングの他に 家鳴りもし始めたんだ。

ピシッ・・・ピシッ・・・ピシッ・・・

M「やべぇ・・・めちゃくちゃ怖ぇ・・・」

Mは もう辞めようと タンスの扉を開き 塩水を口に含み 風呂場にむかったんだ。

暗い廊下を ゆっくりと歩いて 風呂場のドアを開け 浴槽のぬいぐるみに塩水をかけようとした時 Mは恐怖に震えたんだって。

浴槽の中 有ったはずの ぬいぐるみが無くなってるんだ。

背筋に サーっと冷たい汗が流れた時 2階に向かう声を聞いた。

「どぉこぉぉ?どぉこぉぉ?」

ぺちゃ・・・ぺちゃ・・・と階段を登る音かする。

M「マジで ぬいぐるみが動いてんのかよ・・・」

風呂場から 顔を出すと 2階に登ったはずの ぬいぐるみが 階段の下に居たんだ。

「みぃっけたぁ・・・」

ぬいぐるみが ぺちゃ・・・ぺちゃ・・・とMに迫ってきたんだ。

ぺちゃ・・・ぺちゃ・・・ぺちゃ・・・

俺は口に含んだ 塩水を思いっきり ぬいぐるみに吹きかけたんだ。

M「どうだ?」

ぬいぐるみがポテッと倒れたんだ。

M「確か 終わりの時は 火で燃やさないと行けないんだっけ・・・」

動かなかくなったぬいぐるみを掴み 外に持ち出して いつもゴミを燃やすドラム缶の中に投げ込んだ瞬間。

ドラム缶がグラグラと揺れ始めた。

ガランガランと音を立てて 揺れる。

M「ヤバい!早く燃やさないと!」

Mは 雑誌を投げ込み 灯油を少しふりかけて マッチに火を着け ドラム缶に投げ込むと 勢い良く 燃えあがった。

ジュージューと肉が焼けるような音が何故かドラム缶の中からするんだ。

M「えっ?雑誌とぬいぐるみしか燃やしてないのに 何故 肉が焼ける音が?」

肉が焼ける臭いもぷーんと臭ってくるんだ。

一応 サイトに書いてあった終わらせ方をしたらしい。

M「って事になったんだ めちゃくちゃ怖かったよ・・・」

Т「あれは まじだったんか・・・」

K「なるほどな それ ぬいぐるみに 浮遊霊が入ったんだな もうやるなよ?霊を甘く見るのは良くない」

M「分かってるよ 二度とやらない」

そして 俺達はMの奢りで 酒をたらふく飲み 解散になったんだ。

以上です。