子供達を見ながら ゆっくりゆっくり離れてくんだ。

幸い気付かれずに 離れられた。

K「正門がダメなら 他にないのか?M?」

M「無いな・・・出入口が 正門しかないから・・・」

I「参ったわね・・・やっぱり あのおさげの女の子を何とかしないとダメみたいね・・・」

とI言うんだけど やっぱりそうするしかないんだなぁ・・・。
3人 途方に暮れてると Mが何か言いたそうだった。

K「M どうした?何か打開策思いついたか?」

するとMが Iにこんな事を聞いたんだ。

M「打開策って打開策じゃないけど ねぇ 先輩 聞きたいんだけど そのおさげの女の子って どんな服装?」

I「んー たしか 水色のTシャツに白のスカート履いてたと思う それがどうしたの?」

M「水色のТシャツ・・・白のスカート・・・しかも おさげ・・・うーん」

Mは腕を組 考え込んでる。

K「それが この状況を打開するヒントになるのか?」

M「うーん・・・ちょっと話しかけないで 何か思い出しそうなんだよ」

Mに怒られ 俺は黙った Iは何も言わずにMが何かを思い出すまで何も喋らずにMを見てる。

すると Mは何かを思い出した様で顔をあげた。

M「思い出した・・・俺のクラスメイトにそんな女子居たよ」

K「まじか?」

I「それで もっと詳しく聞かせて?」

M「えっと その女子は 地味で目立たなくて いつもいじめられてたんだ」

とMが話してくれたんだ Mが言うにはこうだ。