あの子から 物凄い怨みを感じるこのまま ここに居たんじゃ ただでは済まなくなるかも」

K「M! 今回は諦めよう 何かあってからでは遅いよ」

俺がそう言うと Mが仕方ない帰ろう言ってくれて 俺達は 昇降口に戻ったんだ。

昇降口に着くと 俺達は何かおかしい事に気づいたんだ。

昇降口のドア 閉めたっけ?。

開けたままにしといた筈なのに 昇降口のドアは閉まってたんだ。

K「あれ?閉めたっけ?」

俺が ドアを開けようとしたんだけど ビクともしないんだ。

K「あれ?開かない!何で?」

ガチャガチャと 開けようと試みるも開かないんだ。

I「私達を逃がさないつもりらしいよ・・・」

M「K!I先輩!退いて!」

俺の横をMが 椅子を振り上げてガラスに叩きつけた。

バーン!

硬いものを叩いたみたいに 椅子が弾かれたんだよ。

M「あれ?なんで?思いっきり叩きつけたのに!!」

俺も 学習机を思いっきりガラスに向かって投げてみた。
バーン!! ガシャーン!!

K「これなら どうだ?」

やっぱり ガラスを破れないんだ。

K「防弾ガラスか?そんなわけないか・・・」

I 「しっ!静かに」

Iは 人差し指を口元に持っていき 黙れのポーズ。

すると 廊下の先から足音がしたんだ。

ペタ・・・ペタ・・・ペタ・・・

I「来た・・・追ってきた」

K「反対に逃げよう!M!」

M「あ・・・ ああ! こっちだ!」

Mが反対の廊下に向かって 走り始めた 俺達も後ろから着いて走ったんだ。