そして 老人は住職に今までの事を説明して 住職は分かりましたと 今晩 やりましょうと言って 1人でバンガローに準備に入っていった。

そして 夜 皆でキャンプ場に出て 現れるのを待った。

住職 「来たわね」

K 「はい 来ました」

そういうと ザッザッザッザッと足音が聞こえて 姿を現した。

ザッザッザッザッ・・・隊長・・・ザッザッ・・・

老人 「お前達・・・すまない・・・」

老人は膝をつき 手を合わせた。

住職 「さて 般若波羅蜜多心経」

その声に 行進の歩みを止める 兵隊達。

兵隊の視線が住職に集まった。

住職 「この霊達は悪意がないわね なら K君が言ってたように 上官の上官を呼び出すわね」

と 住職は般若心経を再び唱え始めたんだ。

すると 兵隊達の前に 1人の軍服を着た男が現れた。

老人 「G閣下・・・お久しぶりです・・・」

老人は 敬礼していた 兵隊達もビシッと敬礼してる。

G 「任務終了!! 各自 撤退せよ!!」

それを聞いて 兵隊達は ビシッと敬礼した。

そしてG閣下は 老人の元に歩んできた、

G「久方ぶりだな 大分年取ったな 今までの済まなかった 」

老人 「お久しぶりです! 閣下!いえ!勿体ないお言葉!」

老人は G閣下の前でビシッと敬礼してるんだ。

兵隊達は 隊長 ありがとうございましたと言って敬礼したんだ。

G「これからは 残りの余生静かに暮らすんだ 俺は この若者達を 連れてくからな またな」

と言い G閣下と兵隊達はすうっと消えていった。

住職 「これで あの方達は成仏しました」

老人 「ありがとうございました これで 心のつっかえが取れました」

K 「やっとあの人達も 苦しみから解放されましたね」

皆で空を見上げて あの人達の安眠を切に願ったんだ。

そして 俺達はキャンプ場を後にしたんだ。

それから 一年後 老人は上官と部下の元に旅立って行ったと聞いた。

これで この話は終わりです。