そして 夜になり 私達は先輩に言われた通りに寺にむかったんだよ。
寺に着くと 先輩が待っていてくれた。
住職 「来たわね さっ 始めましょうか」
先輩と 私達は本堂に行き 御本尊の前に座って 除霊してもらう事になった。
住職 「仏説 摩訶般若波羅蜜多心経・・・この者に付く者 姿を見せなさい 」
先輩が そう言うと 私の後ろに 気配を感じた。
住職 「出たわね あなたはなんで この娘に付きまとうの?」
霊 「オレハ コノオンナヲ アイシテルンダ ジャマスルナァ」
ブワッと 周りの雰囲気が悪くなった。
負の感情が凄く 私は気持ち悪くなり 体調が悪くなった。
I 「うっ・・・」
K 「I?大丈夫?」
住職 「この霊の負の感情に当てられたのね でも大丈夫何とかするから でも この種の霊は頑固すぎて手こずるね 応援呼ぼうか」
と 先輩は立ち上がり 隣の部屋にむかった。
先輩と出てきたのは 先輩の師である H住職だった。
H 「隣の部屋から 感じてたぞ 今回は大変そうだな」
住職 「そうですねぇ でも 可愛い後輩達のため 何とかしましょう」
H 「分かった じゃ やるか」
先輩と Hさんが同時に お経を読み始めた。
H 「仏説 摩訶般若波羅蜜多心経・・・」
住職 「仏説 摩訶般若波羅蜜多心経・・・」
2人の読経が本堂を包む すると 霊は 2人の力に力を弱める。
霊 「ウグァァァ ヤメロォォォ!!!」
住職 「この娘から 離れるか?」
霊 「イヤダァァァ!!」
H 「離れないなら ずっと苦しむ事になるぞ!!」
霊が中々 折れずに 住職達に抗う。
霊 「オレハ ハナレナイゾ・・・オレトオナジセカイニツレテクンダ」
住職 「させない!摩訶般若波羅蜜多心経」
H 「むん! 摩訶般若波羅蜜多心経!」
住職達が さらに念を入れて読経すると 霊の威圧感が薄れ始めた。
霊 「ナゼ ジャマヲスルンダ・・・タダ アイシテルダケナノニ・・・コウナッタラ」
霊は 足掻きかなんなのか 突然 霊が私の中に入って来た。
私の魂が 霊に縛り付けられ 乗っ取られた。
I 「あぐぁぁ・・・」
(ここから K視点に変わります)
俺は Iに乗り移る瞬間を見てしまった。
K 「I!」
住職 「しまった!」
H 「何! しくじった!」
住職達は 焦りを見せて お経を唱え始めた。
I 「がぁぁぁ!辞めろ!」
バギッ! ガシャン!
Iが突然立ち上がり 暴れだしたんだ。
本堂の物を 掴んでは投げ 倒し暴れる。
今のIは 憑依され 悪意むき出しになり 誰も止められる事はできなかった。
俺も 向かったが ありえない力で吹き飛ばされ 呆然としていた。
住職 「これは困ったわね・・・こう暴れられては・・・」
K 「Iがこんな事になるなんて・・・」
H 「彼氏のお前が弱音はいてどうする! 自分の大事な人が 乗っ取られて苦しんでるんだ! 気持ちで負けるな!」
と H住職が俺に叱咤して喝をいれてくれた。
K 「 くっ!I!ごめん!」
俺は Iのみぞおちに 少し強めに拳で突いた。
I 「うぐっ・・・」
Iが俺にしなだれかかってきて 意識をうしなったんだ。
K 「ふぅ・・・ぐううっ!」
意識を失ったと思ってた Iが俺の首を締め始めた。
凄い力で首が絞められてく。
K 「かはっ!Iっ!」
俺の意識が遠くなっていく このまま死ぬのかと思って Iにやられるなら 本望だと思った時 住職さんがある 印を結んだ。
住職 「ならばこれで 臨!兵!闘!者!皆!陣!烈!在!前! ハァーッ!」
H 「そうか・・・住職の家系は陰陽師だったな」
住職さんが 印を組むと 背中に 天照大御神ともろもろの神々が現れた。
幻かと 俺の頭がおかしくなったのかと思ったが そうではないらしい。
それを見た Iの首を絞める手の力が緩んだ。
その緩んだ隙に 俺は Iから離れた。
神々の神聖な気に 当てられた 霊がIから 出てきた。
K 「住職さん!」
住職 「この霊を封印します! 」
住職さんは 2本指で空に 何かを書き始めた。
すると霊の周りに光の輪っかが出てきて 霊を縛り付け動きを封じた。
そして2本指を立てて 前に突き出す。
すると 完璧に霊の動きを封じて 空いてる反対の手で 封印の印を結ぶと その霊がすっと消えた。
消えた後 俺は Iを抱き上げて 起こすと 今までのIに戻っていた。
I 「んんっ・・・K・・・」
K 「良かった・・・元に戻って」
俺は Iを横にさせて 住職達の方を振り向いた。
K 「住職さん さっきのアレなんですか?」
住職 「アレ?ああ アレは 切紙九字護身法(きりがみくじごしんぼう)っていうのよ 私は 隠してたけど 陰陽師の家系なのよ だから 霊を除霊したり 封印できるのよ」
と Iも知らないような事を知った。
ちなみに 切紙九字護身法とは 皆もアニメや映画などで知ってると思いまずか 手で印を結び 臨兵闘者皆陣烈在前と言うやつです。
住職さんから 聞きました。
この先 この住職さんの力を借りて苦難をくぐり抜けて行くことになるとは思いも寄らなかったが。
それとIが苦難を乗り越えられて良かった。
これで この話はおしまいです。
寺に着くと 先輩が待っていてくれた。
住職 「来たわね さっ 始めましょうか」
先輩と 私達は本堂に行き 御本尊の前に座って 除霊してもらう事になった。
住職 「仏説 摩訶般若波羅蜜多心経・・・この者に付く者 姿を見せなさい 」
先輩が そう言うと 私の後ろに 気配を感じた。
住職 「出たわね あなたはなんで この娘に付きまとうの?」
霊 「オレハ コノオンナヲ アイシテルンダ ジャマスルナァ」
ブワッと 周りの雰囲気が悪くなった。
負の感情が凄く 私は気持ち悪くなり 体調が悪くなった。
I 「うっ・・・」
K 「I?大丈夫?」
住職 「この霊の負の感情に当てられたのね でも大丈夫何とかするから でも この種の霊は頑固すぎて手こずるね 応援呼ぼうか」
と 先輩は立ち上がり 隣の部屋にむかった。
先輩と出てきたのは 先輩の師である H住職だった。
H 「隣の部屋から 感じてたぞ 今回は大変そうだな」
住職 「そうですねぇ でも 可愛い後輩達のため 何とかしましょう」
H 「分かった じゃ やるか」
先輩と Hさんが同時に お経を読み始めた。
H 「仏説 摩訶般若波羅蜜多心経・・・」
住職 「仏説 摩訶般若波羅蜜多心経・・・」
2人の読経が本堂を包む すると 霊は 2人の力に力を弱める。
霊 「ウグァァァ ヤメロォォォ!!!」
住職 「この娘から 離れるか?」
霊 「イヤダァァァ!!」
H 「離れないなら ずっと苦しむ事になるぞ!!」
霊が中々 折れずに 住職達に抗う。
霊 「オレハ ハナレナイゾ・・・オレトオナジセカイニツレテクンダ」
住職 「させない!摩訶般若波羅蜜多心経」
H 「むん! 摩訶般若波羅蜜多心経!」
住職達が さらに念を入れて読経すると 霊の威圧感が薄れ始めた。
霊 「ナゼ ジャマヲスルンダ・・・タダ アイシテルダケナノニ・・・コウナッタラ」
霊は 足掻きかなんなのか 突然 霊が私の中に入って来た。
私の魂が 霊に縛り付けられ 乗っ取られた。
I 「あぐぁぁ・・・」
(ここから K視点に変わります)
俺は Iに乗り移る瞬間を見てしまった。
K 「I!」
住職 「しまった!」
H 「何! しくじった!」
住職達は 焦りを見せて お経を唱え始めた。
I 「がぁぁぁ!辞めろ!」
バギッ! ガシャン!
Iが突然立ち上がり 暴れだしたんだ。
本堂の物を 掴んでは投げ 倒し暴れる。
今のIは 憑依され 悪意むき出しになり 誰も止められる事はできなかった。
俺も 向かったが ありえない力で吹き飛ばされ 呆然としていた。
住職 「これは困ったわね・・・こう暴れられては・・・」
K 「Iがこんな事になるなんて・・・」
H 「彼氏のお前が弱音はいてどうする! 自分の大事な人が 乗っ取られて苦しんでるんだ! 気持ちで負けるな!」
と H住職が俺に叱咤して喝をいれてくれた。
K 「 くっ!I!ごめん!」
俺は Iのみぞおちに 少し強めに拳で突いた。
I 「うぐっ・・・」
Iが俺にしなだれかかってきて 意識をうしなったんだ。
K 「ふぅ・・・ぐううっ!」
意識を失ったと思ってた Iが俺の首を締め始めた。
凄い力で首が絞められてく。
K 「かはっ!Iっ!」
俺の意識が遠くなっていく このまま死ぬのかと思って Iにやられるなら 本望だと思った時 住職さんがある 印を結んだ。
住職 「ならばこれで 臨!兵!闘!者!皆!陣!烈!在!前! ハァーッ!」
H 「そうか・・・住職の家系は陰陽師だったな」
住職さんが 印を組むと 背中に 天照大御神ともろもろの神々が現れた。
幻かと 俺の頭がおかしくなったのかと思ったが そうではないらしい。
それを見た Iの首を絞める手の力が緩んだ。
その緩んだ隙に 俺は Iから離れた。
神々の神聖な気に 当てられた 霊がIから 出てきた。
K 「住職さん!」
住職 「この霊を封印します! 」
住職さんは 2本指で空に 何かを書き始めた。
すると霊の周りに光の輪っかが出てきて 霊を縛り付け動きを封じた。
そして2本指を立てて 前に突き出す。
すると 完璧に霊の動きを封じて 空いてる反対の手で 封印の印を結ぶと その霊がすっと消えた。
消えた後 俺は Iを抱き上げて 起こすと 今までのIに戻っていた。
I 「んんっ・・・K・・・」
K 「良かった・・・元に戻って」
俺は Iを横にさせて 住職達の方を振り向いた。
K 「住職さん さっきのアレなんですか?」
住職 「アレ?ああ アレは 切紙九字護身法(きりがみくじごしんぼう)っていうのよ 私は 隠してたけど 陰陽師の家系なのよ だから 霊を除霊したり 封印できるのよ」
と Iも知らないような事を知った。
ちなみに 切紙九字護身法とは 皆もアニメや映画などで知ってると思いまずか 手で印を結び 臨兵闘者皆陣烈在前と言うやつです。
住職さんから 聞きました。
この先 この住職さんの力を借りて苦難をくぐり抜けて行くことになるとは思いも寄らなかったが。
それとIが苦難を乗り越えられて良かった。
これで この話はおしまいです。