こんばんは!Kです。

これは Iに起きた災難な出来事です 。

私が 風呂に入ってる時の事 ゾワゾワってしたんだよ それで 窓ガラスの方を見ると人間のシルエットが映ってるんだけど 顔の形が何か変だ。

I 「ん? 何だろ? 覗き?顔の形が変」

私は立ち上がり 窓ガラスを開けると 何も居なかった。

そこに居れるわけが無い だって 風呂の窓ガラスのはすぐ塀が立ってて人間が入れるスペースは無いのだ。

I 「あぁ・・・出たかな・・・・・」

と 浴室内のカーテンを閉めて 冷えた体を再び浴槽に体を沈めた。

I 「ったく せっかくいい気分でお風呂入ってたのに」

普通の人なら 即逃げるところだけど 気が強いせいか そう言う怪奇現象が起きすぎたせいか こわくなくなってたんだ。

そんなこんなで 風呂から上がり 私は自分の部屋に戻り Kに電話をしたんだよ。

K 「どうしたの?I?」

I 「お風呂入ってる時に出たよ 窓ガラスにべったりくっついてた」

K 「まじかっ 大丈夫?」

I 「大丈夫だけど 腹たっなぁもう」

怖いっていうよりは イライラしてた。

Kに宥められて 電話を終了して 布団に潜り込んだ。

I 「さっ!寝よ!」

電気をけして 眠ろうとした時 ゾワッっと産毛が立ちあがるような感覚になる。

I 「来た まったく・・・」

気配の方に目をやると 窓の内側に 30代位の男の霊が立っていた。

I 「うわぁ・・・顔面ぐちゃぐちゃ」

私の目に映ったのは 顔がぐちゃぐちゃになり血だらけのシャツに足が曲がらない方向に曲がって 空中に浮いてるものだたった。

それは 私に近づく事はせずに ずっと その場でぷかぷか浮いていた。

I 「特に害はないのかな?」

視線を その霊に向けると その霊は 少しだけたじろいだんだよ 何故か。

それで 私は立ち上がり その霊の傍に行くとすうっと消えた。

何だろ? 生前に会ったことあったっけ?と考えてみたが思い浮かばない。

この生まれて40年沢山出会いがあり過ぎて覚えてない。

I 「レディース時代?それとも クラブのママ時代? ん〜わからん! っか 顔が潰れてわからん!」

私は 考えるのを辞めて 布団に戻った。

次の日も 仕事が終わり 部屋でくつろいで居ると テレビの裏にその霊が居た。

昨日の姿のままで 直立不動で浮いてる。

でも今日は 口が何かを言っている 声は出ない でも何かを伝えようとしてた。

パクパクと口が動いている。

I 「 ど・う・し・て?どうして? えっ?何が?」

霊は 私の反応をみて 頭(こうべ)を垂れてすうっと消えた。

I 「なんだったんだろ?何か落ち込んだ風だったなぁ」

そんな事を考えてると チャイムが鳴った。

ピンポーン

I 「誰だろ?」

私は 玄関に向かい 覗き穴を見ると Kが居た。

ドアロックを外し ドアを開ける。

K 「ごめん 心配できた」

I 「そうなの?入って」

Kを部屋に入れて 隣同士に座る。

K 「昨日 霊が出たって聞いて心配でさ」

I 「問題ないよ 大丈夫」

K 「そんな訳には行かないよ」

私は 納得しないKに 説明した。