「な、なんでもない……!!熱あるから少し寝てるね……!!」
あわてて布団をかぶって、中に潜った。
そのまま目を閉じると、一気に睡魔が襲いかかってきた。
そうだ……わたし病人だったのに、身体動かしたり、喋ったりしたせいでさっきより具合が悪くなってる気がする。
このまま、しっかり寝よう。
寝れば少しはよくなるはず……
ここでわたしの意識は途切れた。
***
「……ん」
そして目を覚ましたのは数時間後。
時計はお昼の12時を過ぎていた。
目を開けると、そこに榛名くんの姿はなく。
ベッドの横のサイドテーブルにはお茶のペットボトルと薬が置かれていた。
おでこに手を伸ばすと濡れた冷たいタオルが乗っけられていた。
榛名くんがやってくれたのかな……?

